更新日:2021年7月13日
ここから本文です。
麻しん患者と接触があった後に麻しんを疑う症状(発熱、咳、鼻水、涙がたくさん出る、発疹など)が出た場合は、事前に医療機関に電話連絡してから受診しましょう。
麻しんは麻しんウイルスの感染によって起こる感染症です。麻しんウイルスは感染力が非常に強く、空気を介して感染するため麻しんの患者さんと同じ部屋にいただけで感染する恐れがあります。ウイルスに感染した後、約10日~12日の潜伏期間を経て発熱や鼻水、咳などの症状が出現します。この症状が数日続いた後、全身に発疹が現れ、3日~4日高熱が続きます。
麻しんは免疫を獲得していない人は発症のリスクが非常に高く、稀に脳炎や肺炎などの重篤な合併症を引き起こすこともあるため注意が必要です。
麻しんは空気を介して感染するため、マスクの着用や手洗いだけでは十分な予防はできません。麻しんの予防にはワクチンの接種により、免疫を獲得することが有効です。
麻しんの予防接種は定期接種として麻しん風しん(MR)ワクチンの予防接種を受けることができます。また、区では定期接種未接種のお子さんに対して、麻しん風しん(MR)ワクチンの任意接種費用の全額助成を実施しています。詳しくは麻しん風しん(MR)ワクチン接種費用助成のページをご参照ください。
(注意) 定期接種対象者と任意接種全額助成対象者以外の方が麻しんの予防接種を受ける場合は、自費での任意接種になります。
お問い合わせ
千代田保健所健康推進課感染症対策係
〒102-0073 東京都千代田区九段北1-2-14
電話番号:03-5211-8173
ファクス:03-5211-8192
メールアドレス:kenkousuishin@city.chiyoda.lg.jp
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください