更新日：2011年5月30日

平成23年5月30日 旧赤プリ避難所で出張理容サービス-区と業種団体が協力、地域に広がる支援の輪-

千代田区では、東京都理容生活衛生同業組合千代田支部（支部長：牛島洋人63か所、以下「理容業組合」という）の協力で、東日本大震災で旧グランドプリンスホテル赤坂に避難している方々を対象に、旧赤プリ出張理容サービスを行っています。

区では、4月19日、東日本大震災により区内に避難している方を支援するため、理容業組合と利用者の負担を無料とする協定を締結しました。この協定は、区内に避難している方々が無料で理容サービスを受けられるよう、避難者1人につき区負担1,000円とし、通常利用料から区負担分を差し引いた金額を理容業組合が負担するというものです。
サービスは、理容業組合千代田支部の各店舗でも受けられますが、旧グランドプリンスホテル赤坂の7階の一室を利用して、5月16日（月曜日）から避難所が閉鎖される6月末までの間、隔週月曜日（5月30日、6月13日、27日）の午前11時から午後4時まで、理容師が旧赤プリに出張して理容サービスを実施しています。

5月30日、出張理容サービスに訪れた避難者の方は「久しぶりの散髪で、頭も気持ちもさっぱりしました。感謝しています。」（60代男性）と笑顔で話してくれました。
また、理容業組合千代田支部長の牛島さんは「家族で来られる方が多く、皆さんに喜んでもらえて大変うれしく思っています。自分たちの仕事が人のためになり、世の中が少しでも明るくなればと願っています。」と話してくれました。

参考

5月30日現在、旧グランドプリンスホテル赤坂への避難者は、355世帯778人(男性：367人、女性：411人)です。

問合せ

生活衛生課　電話：03-5211-8162