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更新日:2023年9月29日

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有毒植物による食中毒に注意しましょう

庭や野山で誤って有毒植物を採取し、食べたことによる食中毒が多発しており、死亡事例も確認されています。

山菜にまじって有毒植物が生えていることがありますので、よく確認して採取してください。また、観賞用植物と食用の野菜を一緒に栽培することは避けましょう。

食用と確実に判断できない植物については、絶対に「採らない」、「食べない」、「人にあげない」ようにしましょう。

また、食品関係事業者の方は、信頼できる業者から商品を仕入れ、食用と確実に判断できるもの以外は、「売らない」ようにしましょう。

野草を食べて体調が悪くなったときは、食べた野草を持ってすぐに医師の診察を受けてください。

主な有毒植物

有毒植物の一例です。この他にも有毒植物はいろいろあります。

バイケイソウ

画像:バイケイソウのイラストオオバギボウシ、ギョウジャニンニクなどと類似しています。

スイセン

画像:スイセンのイラストニラ、タマネギ、ノビルなどと類似しています。

イヌサフラン

画像:イヌサフランのイラストギボウシ、タマネギ、ギョウジャニンニク、ジャガイモ、ミョウガなどと類似しています。

死亡例も多く危険です。

ジャガイモの発芽部分や緑色部分

画像:ジャガイモのイラスト発芽部分や緑色部分に含まれる有毒物質ソラニン、チャコニンは煮ても焼いても壊れません。

トリカブト

画像:トリカブトのイラストニリンソウ、モミジガサなどと類似しています。

チョウセンアサガオ(園芸名:ダチュラ、エンゼルストランペット)

画像:チョウセンアサガオのイラスト根がゴボウに、花のつぼみがオクラに、種がゴマに、葉がアシタバやモロヘイヤに、といろいろな食品に類似しています。

毒キノコにも注意しましょう

毎年、日本全国で、年間16~42件のキノコ食中毒、年間44~110人のキノコ食中毒患者が、発生しています。

 食中毒の原因となるキノコは、ツキヨタケ(外部サイトへリンク)クサウラベニダケ(イッポンシメジ)(外部サイトへリンク)テングダケ(外部サイトへリンク)によるものがほとんどです

毒キノコの見分け方が所説ありますが、ほとんどが迷信です。詳しくは、キノコ食中毒(東京都保健医療局)(外部サイトへリンク)をご覧ください。

むやみに自分で収穫したものや、正しい知識をもった方が取った以外のものは食べるのはやめましょう。

お問い合わせ

千代田保健所生活衛生課食品監視指導係

〒102-0074 東京都千代田区九段南1-6-17 千代田会館8階

電話番号:03-5211-8168・8169

ファクス:03-5211-8193

メールアドレス:food-eisei@city.chiyoda.lg.jp

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