在宅要介護高齢者の受入体制整備事業
介護者が新型コロナウイルス感染症に感染し、または感染者の濃厚接触者となる等の事由により、日常生活を営むことに支障が生じた在宅要介護高齢者の緊急一時的な保護を実施し、在宅要介護高齢者の同感染症への感染を防止し、および安全な生活環境を確保します。
対象者
以下の要件をすべて満たす方
- 区内在住の満65歳以上の方
- 疾病または老齢により、介護なしで日常生活を営むことに支障がある方
- 介護者であるご家族等が新型コロナウイルス感染症に感染、または濃厚接触者になる等により、介護を受けることが困難な状態にある方
利用の流れ
- 利用申し込み
利用の旨を在宅支援課相談係・かがやきプラザ相談センター・高齢者あんしんセンター(麹町・神田)のいずれかに電話でご連絡ください。
利用を希望される要介護高齢者の心身状況等をお伺いします。
- 受け入れの可否のご連絡
協定を締結している病院に受け入れの可否(病床の空き状況等)を確認し、受け入れの決定について、ご連絡します。
- 病院への移送
区が手配する交通事業者が自宅までお迎えにいきます。
- 入院手続き
病院でPCR検査実施後、入院となります。
費用負担
区が負担する料金
- 入院費
- 介護費
- 入院生活費(食費等)
- PCR検査費
- 病院までの移送費
利用者が負担する料金
入院時の持ち物
持ち物リスト
- 保険証
- 服薬中のお薬
- お薬手帳
- コップ
- 歯磨き用品
- 携帯電話・充電器
- 下着
- 履物
- 石鹸
- シャンプー
- ティッシュペーパー
- 医療処置で必要なもの(1日~2日分)
- オムツ(必要な方)
(注意) 持ち物をすべてビニール袋に入れて、お持ちください。
病院で準備されるもの
申し込み時にお伺いすること
申請時、下記連絡票1、2に基づき、聞き取りをさせていただきます。
利用期間
- 対象者のPCR検査結果が陽性であった場合:受入施設に入所した日から保健所が指定する宿泊療養施設、医療機関等への入所が可能となる日まで
- 保健所または医療機関から対象者が濃厚接触者と判断された場合:受入施設に入所した日から濃厚接触者の健康観察期間が満了する日または介護者による介護が可能となる日のいずれか遅い日まで(14日間を限度)。
- 保健所または医療機関から対象者が濃厚接触者と判断されなかった場合:受入施設に入所した日から介護者による介護が可能となる日まで(14日間を限度)。
注意事項
- 病院の状況等により、受け入れをお断りする場合があります。
- 診療情報提供書および看護情報提供書をご提出いただく場合があります。
- 入院時のPCR検査の結果が陽性となった場合、当事業は利用できません。保健所と連携協力し、別途対応します。