更新日:2024年7月22日
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「加齢によるもの忘れ」と「認知症によるもの忘れ」の違い、知っていますか。
はじめは区別がつきにくいですが、しだいに違いがはっきりしてきます。
項目 | 加齢によるもの忘れ | 認知症によるもの忘れ |
---|---|---|
体験したこと | 体験したことの一部を忘れる(例:なにを食べたか忘れる) | 体験そのものを忘れる(例:食べたこと自体を忘れる) |
学習能力 | 維持されている | 新しいことを覚えられない |
もの忘れの自覚 | ある | ない |
探し物 | (自分で)努力して見つけられる | いつも探し物をしている、誰かが盗ったなど他人のせいにする |
日常生活への支障 | ない | ある |
感情・人格 | 間違いを指摘しても、作り話はせずに謝る | 間違いを指摘すると、怒ったり、辻褄を合わせた作り話をする |
症状の進行 | 極めて徐々にしか進行しない | 進行する |
(政府広報オンライン「もし、家族や自分が認知症になったら知っておきたい認知症のキホン」から一部抜粋)
認知症とまではいかなくても、加齢によるもの忘れが少し強いと感じたら、軽度認知障害(MCI)の可能性も考えられます。
MCIの対策・治療は、早期であればあるほど効果が高いとされています。早めに気づき、行動することで、回復したり、発症が遅延することもあります。
心配な方は、かかりつけ医や区の認知症相談窓口へご相談ください。
区では、認知症予防に取り組むための講座や教室を開催しています。
お問い合わせ
保健福祉部在宅支援課地域包括ケア推進係
〒102-0074 東京都千代田区九段南1-6-10 高齢者総合サポートセンター かがやきプラザ
電話番号:03-6265-6485
ファクス:03-3265-1163
メールアドレス:zaitakushien@city.chiyoda.lg.jp
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