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更新日:2025年3月3日

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区有施設への再エネ100%電力導入を進めています

千代田区は2030年度までに区有施設のゼロカーボン(二酸化炭素排出ゼロ)を目指しています。

再エネ100%電力とは

現在、電力の多くは、化石燃料等を燃焼するエネルギーで発電する火力発電であるため、発電時に二酸化炭素(以下、CO2)を排出しています。これに対し、再生可能エネルギー(太陽光・風力・バイオマス・水力・地熱など)で発電した電力は、発電時にCO2を排出しません。

このため、区有施設で使用している電力を、再生可能エネルギー100%で発電した電力(以下、再エネ100%電力)にすることにより、施設での電力使用に伴うCO2の排出はゼロとなります。

2021年11月5日、区は2050年までにCO2排出量実質ゼロを目指す「2050ゼロカーボンちよだ」を目指すことを表明しました。

また、2023年7月には「千代田区地球温暖化対策第5次実行計画」を策定し、2030年度までの区有施設のゼロカーボンを目指しています。これらを実現するため、CO2の排出を削減する取り組みが重要です。取り組みの一つとして、区有施設が契約している電力を「再エネ100%電力」に切り替え、電力使用に伴うCO2の排出削減を進めています。

千代田区はオフィス等の業務部門の電力使用から排出されるCO2が一番多い

2021年度に千代田区から約240万7千トンのCO2が排出されていますが、その内部門別内訳は約77%がオフィス等の業務部門、エネルギー源別内訳は約78%が電力使用に伴う排出でした。そのため、オフィス等の業務部門の電力を再エネ100%電力に切り替えることがCO2排出量の削減には必要です。

画像:CO2排出量部門別内訳

画像:CO2排出量エネルギー源別内訳

区有施設における再エネ導入施設

現在、以下の区有施設で再エネ100%電力が供給されています。

この他の施設についても今後、再エネ100%電力の導入を進めていきます。

再エネ100%電力供給施設
施設名 供給開始年月
麹町出張所・二丁目施設 2018年4月
富士見出張所・区民館 2018年4月
神保町出張所・区民館 2018年4月
神田公園出張所・区民館 2018年4月
和泉橋出張所・区民館 2018年4月
千代田保健所 2018年4月
ちよだパークサイドプラザ 2018年4月
神田保育園 2018年4月
西神田コスモス館 2018年4月
神田さくら館 2018年4月
神田一橋中学校 2018年4月
旧九段中学校 2018年4月
旧今川中学校 2018年4月
富士見みらい館 2019年4月
四番町保育園・児童館仮園舎 2019年4月
九段小学校・幼稚園 2019年6月
まちみらい千代田 2024年2月
本庁舎 2024年3月
スポーツセンター 2024年4月
万世橋出張所・区民館  2024年5月
障害者福祉センター「えみふる」 2024年10月

その他、区では低炭素電力(CO2排出量が非常に少ない電力:清掃工場のごみ焼却排熱を利用した電力)を導入しています。低炭素電力は以下の区有施設で供給されています。

低炭素電力(清掃工場のごみ焼却排熱を利用した電力)供給施設
施設名 供給開始年月
番町小学校・幼稚園 2010年4月
九段中等教育学校(富士見校舎) 2011年4月
日比谷図書文化館 2013年4月
麹町中学校 2013年4月
九段中等教育学校(九段校舎) 2014年4月
三崎町中継所 2015年4月
飯田橋車庫 2015年4月
外濠公園 2016年4月
一番町児童館 2016年4月
昌平童夢館 2017年4月

お問い合わせ

環境まちづくり部環境政策課ゼロカーボン推進担当

〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1

電話番号:03-5211-4255

ファクス:03-3264-8956

メールアドレス:kankyouseisaku@city.chiyoda.lg.jp

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