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更新日:2022年12月28日

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ちよだゼロカーボンフォーラムを開催しました

区は10月22日(土曜日)に2050年までに区内二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「2050ゼロカーボンちよだ」の実現に向けて、企業や団体等の取り組みや次世代の意見を広く発信し、区内の脱炭素化に向けた取り組みの促進を図るため、「ちよだゼロカーボンフォーラム」を開催しました。

当日は区内在住・在勤の方を中心に91名のご参加をいただきました。

またオンラインでも87名にご参加をいただきました。

写真:ちよだゼロカーボンフォーラムを開催 看板

画像:ちよだゼロカーボンフォーラム ちらし

1.基調講演

「脱炭素の現状とゼロカーボン実現に向けた取り組み」

株式会社三菱総合研究所理事長・東京大学第28代総長 小宮山 宏さんにご講演いただきました。

人類史の転換期、プラチナ社会、脱炭素は実現できるという内容で、これから社会がどのようにゼロカーボンに向けて取り組んでいくべきかについてお話されました。

写真:株式会社三菱総合研究所理事長・東京大学第28代総長 小宮山 宏さん

参加者からの感想

  • みんなでやれば2050年カーボンニュートラルが実現できるという力強い言葉が印象に残りました。
  • これからは「めだかの学校」大人が子どもを教えるのではなく、子どもから大人は教えてもらう。楽しそうだと思った。
  • 難しい内容にも関わらず、先生の話し方が面白くて、プラチナ社会に興味が持てました。

2.区の取組紹介

区のゼロカーボン実現に向けた施策を紹介

千代田区 樋口区長から区の取組紹介を行いました。

セロカーボン実現に向けた区の重点・強化施策として、業務集積地域における戦略、地方との連携による取り組み、中小企業・家庭への支援、都心におけるEVインフラ普及の取り組みを中心に紹介しました。

写真:千代田区 樋口区長から区のゼロカーボン実現に向けた施策を紹介

参加者からの感想

  • 区の具体的な取り組みをお伺いすることができました。
  • 他の地域との連携、協力の取り組みについて今回知ることができました。

3.次世代を担う中高生とZ世代による意見・アイデア・取組発表

こんな未来にしたい!理想の姿から考えた、ゼロカーボンに向けて家や学校でできること、大人にお願いしたいこと

区内中学生・高校生 小松 未来さん、阪部 心月さん、沼田 莉奈さん(東京家政学院中学校)、岡 亮佑さん、張 慶志郎さん、眞鍋 初那さん(九段中等教育学校)、内藤 こころさん(白百合学園中学校)から、ゼロカーボンに向けて家や学校でできることとして「SDGsの学校をつくる」「カーボンフットプリントにより減税・課税を行う」、「家や学校で出る食品ロスをコンポストの利用やバイオマス発電、給食を持ち帰ることで減らす」等の提案を発表していただきました。

写真:区立中学生・高校生が次世代を担う中高生とZ世代による意見・アイデア・取組発表1枚目

写真:写真:区立中学生・高校生が次世代を担う中高生とZ世代による意見・アイデア・取組発表2枚目

写真:区立中学生・高校生が次世代を担う中高生とZ世代による意見・アイデア・取組発表3枚目

写真:区立中学生・高校生が次世代を担う中高生とZ世代による意見・アイデア・取組発表4枚目

写真:区立中学生・高校生が次世代を担う中高生とZ世代による意見・アイデア・取組発表5枚目

参加者からの感想

  • とても身近に感じられ、わかりやすかった。
  • 食品ロスという身近な問題の解決策を丁寧に説明していました スライドに映された手書きの資料が分かりやすかったです。
  • カーボンフットプリントの推進案も具体的で実現可能だと思いました。
  • 大人へのお願い、1人の人間として受け止めました。とてもいい内容でした。
  • 子どもたちが、自分ごととして考えていると思いました。カーボンフットプリント、食品ロス、やることがたくさんある。

都市と地方との連携によるゼロカーボンの推進と地方の活性化

DO!NUTS TOKYO若者アンバサダー 周文佳さん、伊藤 大悟さん、松井 大輔さんに大丸有エリアと福島県浪江町の視察から気づき、感じたこと、今後都市と地方が連携してゼロカーボンを推進し地方を活性化していくことについての提案をしていただきました。

写真:都市と地方との連携によるゼロカーボンの推進と地方の活性化 発表 1枚目

写真:都市と地方との連携によるゼロカーボンの推進と地方の活性化 発表 2枚目

写真:都市と地方との連携によるゼロカーボンの推進と地方の活性化 発表 3枚目

参加者からの感想

  • 浪江町に見学に行った時の地方の現状を伝えてくださって意義があったと思います。
  • 地方との連携案を具体的に丁寧に説明されていました。
  • 浪江町も連携して再エネを活用していくために具体的で大胆なアイデアに溢れていて興味深かった。
  • 再エネ施設を作り、電力を生み出すことが目的に考えがちでしたが、都市、地方、企業、人がつながっていることも大切なのだと思いました。
  • さすがによく自分の力で考えられているのはとても伝わってきました。
    「生産者の顔が見える野菜づくり」のように、出荷する電力にどれだけプレミアムがつけられるか考えてみると面白いと思います。

外濠市民塾の活動について

外濠市民塾 学生メンバー 品田 康太さん(日本大学大学院)に外濠とその下流河川の利活用、外濠とゼロカーボンの関係、外濠市民塾の活動について発表していただきました。

写真:外濠市民塾の活動についての発表

参加者からの感想

  • 大変興味深かった。有効活用できる運動への取り組み頑張ってほしい。応援したいです。
  • 大学や企業が中心となってこのような活動をされているのを知りませんでした。
  • 良いアイデアがたくさん出てきているようです。外濠の可能性がこんなにあるのかと実感できる内容でした。
  • 外濠の浄化という大きな目的は長い目で見て継続的活動が求められる。その継続のための施策も考えながら
  • 多くの世代の人々が協力して進めるよう期待したい。
  • 大変わかりやすく、これから興味を持てる活動だと思いました。

4.事業者からの取組紹介・事業提案

ゼロカーボン実現に貢献する先進的な取り組みを紹介

  1. 「カーボンニュートラルに向けた東京ガスグループの取り組み」
    東京ガスネットワーク株式会社 東京中支店長 高橋 潤年さんにエネルギーのレジリエンス(強靭性)確保の重要性と東京ガスグループの脱炭素への取り組みについて発表していただきました。
    写真:カーボンニュートラルに向けた東京ガスグループの取り組み 発表
     
  2. 「カーボンネガティブに貢献するコンクリートの技術開発」
    大成建設株式会社 技術センターT-eConcrete実装プロジェクトチーム
    主幹研究員 坂本 淳さんにコンクリート製造時のCO2排出がマイナスになる「カーボンネガティブ」を実現するT-eConcreteについて発表していただきました。
    写真:カーボンネガティブに貢献するコンクリートの技術開発 発表
  3. 「今求められる再エネの地域間連携」
    株式会社まち未来製作所 代表取締役 青山 英明さんに再エネの地産地消と地域間連携を実現するビジネスモデルについて発表していただきました。
    写真:今求められる再エネの地域間連携 発表

参加者からの感想

  • 各業種にCO2削減に向け技術革新が進んでいることがわかり、もっと発展してもらいたいと思いました。
  • 企業からおはなしを聴ける機会はめったにないので、良かったです。
  • 地域間連携は興味深かったです。
  • 地震の時にガス管が折れにくいので安全だと思いました。停電の時に携帯が使えるために、電源の多重化が必要なのがわかりました。低炭素化のコンクリート開発に期待します。

ゼロカーボン実現に貢献する事業を提案

「印刷のカーボンオフセット」

東洋美術印刷株式会社 マーケティング&営業本部 本部長 丸山 博司さんに印刷製造における脱炭素化をCO2排出権を購入することで達成する事業(印刷のカーボンオフセット)を提案していただきました。

写真:印刷のカーボンオフセット 発表

参加者からの感想

  • サステナブル経営についてよくわかりました。
  • カーボンオフセットについて知識が深まりました。

お問い合わせ

環境まちづくり部環境政策課事業推進担当

〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1

電話番号:03-5211-4253

ファクス:03-3264-8956

メールアドレス:kankyouseisaku@city.chiyoda.lg.jp

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