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更新日:2014年11月11日

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町名由来板:神田田代町(かんだたしろちょう)

地図

  • 設置年月日:平成16年1月8日
  • 所在地:外神田四丁目3番

町名由来板

この界隈(かいわい)は、外神田四丁目になる前は、神田田代町と呼ばれていました。
寛政(かんせい)五年(1793年)、湯島(ゆしま)の無縁坂(むえんざか)から出火した大火で神田川周辺にあった町が類焼し、町の一部が火除地(ひよけち)となりました。翌年、そこに住んでいた人々が、御成道(おなりみち)の旗本永井伊織(はたもとながいいおり)の屋敷跡を代地(だいち)として与えられて移転してきました。そのため、この一帯は神田須田町二丁目代地(かんだすだちょうにちょうめだいち)、小柳町三丁目代地(こやなぎちょうさんちょうめ)、神田松下町一丁目代地(かんだまつしたちょういっちょうめ)、神田花房町代地(かんだはなぶさちょう)などと呼ばれる町になりました。
明治五年(1872年)、このあたりが俗に「神田代地(かんだだいち)」とも称されていたことから、それを略して「田代町」と名付けられました。千代田区に属した昭和二十二年(1947年)からは神田田代町と改称され、同三十九年(1964年)に住居表示が実施された際、周辺の町の一部と合併して、現在の町名「外神田四丁目」になりました。
町内の路地裏には「花房稲荷神社(はなぶさいなりじんじゃ)」があります。現在の社(やしろ)は戦後、地元住民が再建したものですが、神社そのものは江戸時代からこの地にあったとされ、古くから地域のシンボルとして人々に親しまれています。

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