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更新日:2014年11月11日

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町名由来板:美倉町(みくらちょう)・西福田町(にしふくだちょう)

地図

  • 設置年月日:平成16年12月14日
  • 所在地:神田西福田町4番地

町名由来板

江戸時代のはじめ、この界隈(かいわい)は佐柄木町(さえきちょう)ほかいくつかの町屋がありました。享保(きょうほう)(1716年~1736年)のころ、龍閑(りゅうかん)川(堀)の河岸は、道筋に沿って神田佐柄木町蔵地(かんださえきちょうくらち)、本銀町会所屋敷(ほんしろがねちょうかいしょやしき)蔵地、神田紺屋町二丁目横町(かんだこんやちょうにちょうめよこちょう)蔵地、その北側は火除地(ひよけち)となりました。文政(ぶんせい)十二年(1829年)、火除地に火除土手が設置されますが、安政(あんせい)年間(1854年~1860年)には取り払われ、跡地は町会所請負地(うけおいち)となりました。
明治二年(1869年)、神田佐柄木町蔵地などが合併して美倉町(みくらちょう)に、町会所請負地は西福田町(にしふくだちょう)になりました。美倉町の名前は、上記三つの蔵地があったことから「三蔵地(みくらち)」と呼ばれていたことに由来し、「三蔵」を「美倉」と改めたものです。また、西福田町という町名は、かつてこのあたりが福田村と呼ばれていたことに由来するといいます。ちなみに福田は、千代田、桜田、神田などと並ぶ、区内でもっとも古くから伝わる地名です。
明治時代に入ると、住宅のほかに、材木商、染物屋、金物屋などが店を開き、周辺の鍛冶町(かじちょう)や岩本町(いわもとちょう)とともに人々の日常生活に密着した町となりました。
昭和二十二年(1947年)、神田区と麹町(こうじまち)区が合併して千代田区ができると、町名はそれぞれ神田美倉町、神田西福田町と改められました。

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